PlayStand とは?
PlayStand はCDを台に置くだけで再生するシステムです。 CDのケースに埋め込んだ RFIDタグ を認識して、 IDに対応する MP3を再生します。
ビデオ
PlayStand がどういうものなのかすぐにわかります。
- Windows Media版 (35秒, 0.5 MB)
- MPEG版 (35秒, 5 MB)
使い方
PlayStand の使い方は簡単です。 聴きたいCDを台に置くと音楽の再生が始まり、照明が点灯します。
CDを台から取り出すと音楽がフェードアウトして停止し、 照明が消えます。
仕組み
PlayStand の仕組みは単純です。CDに収録されている曲は、あらか じめ MP3 形式のファイルに変換して PC に格納されています。CD のケースには RFID タグが隠してあり、台の下に隠してあるリーダー でその ID を読み取ります。IDとMP3ファイルの対応はあらかじめ 登録してあるので、IDを認識できた時点で MP3 ファイルを再生す ることによって、「置くだけ再生」を実現しています。
実装
ハードウェア
RFIDタグの認識には 河野通宗 氏が開発したシリアル制御の RFID リーダを、 照明の制御には PICNIC を利用しています。 システム全体の制御と MP3 の再生には PC を利用しています。 左のデバイスが PICNIC、右が RFIDリーダです。 アンテナの直径は約 6cm です。
RFIDタグ
RFIDタグをCDケースに埋め込んでいます。長さは約22mmです。
ソフトウェア
Ruby + Ruby::Termios で実装しました。 MP3 の再生には mpg123 を、 音量の調整には aumix を利用しています。 汎用性のないコードですが、Ruby で シリアル制御のプログラミングをする参考になるかもしれません: ソースコード
PlayStandの誕生
増井俊之氏 のアイディアを元に、 河野通宗氏および塚田浩二氏の協力を得て開発しました。
関連情報
- 国立民族学博物館:常設展示場「ものの広場」
国立民族学博物館の「ものの広場」には、 実物を台の上に置くと画面に説明が表示される装置が設置されています。 - ListeningStation
CDのバーコードをかざすと CD の中身を試聴できるシステムです。 - musicBottles
「音楽の入ったボトル」の栓をあけると音楽が再生されるというシステムです。 栓を閉じると音が消えます。